食品表示検定 中級 一発合格の方法&メリットは? 実践編!
食品表示検定「中級」一発合格の為の勉強方法
ズバリ、「中級」を一発合格するためには、これだけやれば必ず受かります。
性格別に結論①、結論②、結論③
合格基準の70点(100点満点)をクリアすれば合格です。
中級に関していえば、協会主催のセミナーも受講する必要はありません。
管理人も中級セミナーは受けていますので、セミナー及びセミナー受講を否定するものではありません。中級に合格するということだけであれば、下記の勉強方法で十分合格出来ます。
2022年3月に協会認定の中級対策問題集が発売になっています!!
また、スマホ片手に気軽に勉強できる電子書籍問題集も2022年版が発売になっています。
ということで、勉強方法(試験対策)については性格別に戦略的な方法で合格をめざしましょう!
まじめにコツコツ計画的に勉強ができる人の勉強方法は、結論①。
(平均勉強時間1.5~2ヵ月)
(1)中級の公式テキストを1度だけ読む
覚える必要はありません、というより覚えられません
(2)中級の公式問題集を2周解く
解答の解説も読みながら、分からなくても気にせず1周目は解く
2周目は理解、記憶しようと努力しながら解く
計画的に勉強するのが苦手で面倒臭がりの人の勉強方法は、結論②。
(平均勉強時間2週間~1ヵ月 or 集中1週間)
(1)この一冊で食品表示がマスターできる 中級のみやる
とにかくスキマ時間(寝る前、電車の中、トイレ、お風呂)にダラダラとやる
※時間的に少し余裕があれば、「この一冊で食品表示がマスターできる 初級」も併せてやるとよりベター
完璧主義者の人の勉強方法は、結論③。
(平均勉強時間3~4ヵ月)
(1)中級の公式テキストを1度だけ読む
覚える必要はありません、というより覚えられません
(2)中級の公式問題集を2周解く
解答の解説も読みながら、分からなくても気にせず1周目は解く
2周目は理解、記憶しようと努力しながら解く
(3)この一冊で食品表示がマスターできる 中級を一通り解く
当然テストでは公式問題集以外の論点や視点の問題も出題されることになるので、その部分を補強するために活用する
さらに、スマホ片手にスキマ時間を有効活用でき記憶が定着しやすくなる
(4)過去問を解く
出来れば直近2年分(欲を言えば3年分)を入手して解く
(5)テスト直前までインプットとアウトプットを繰り返す
公式テキストを細かい点も気にしながら読みつつ、公式問題集と電子書籍問題集を解き続ける
テキスト等のより詳しい内容は下記を参考にしてみてください。
「2022年版 この一冊で食品表示がマスターできる 中級 問題集」は、
「食品表示基準Q&A」等を4肢択一の問題形式に編集した問題集になります。
中級対策用だけでなく、上級対策用としても活用できそうです。
『Amazon kindleunlimited 読み放題の対象』となっており、
試しに問題を解いてみたくなった人は、
kindle unlimited 読み放題 ※初めて利用する方は30日間無料!中級の合格率は?
2022年12月末時点で、中級試験は全25回行われています。
その平均合格率は、50.26%になります。
ちなみに、受験を申し込んだにも関わらず、受験会場に行かず、受験を辞退した人は7.64%もいます。
受験料がもったいない・・・。
中級合格者数は、累計で41,632人になっています。
この中級試験の合格率ですが、
実は…、前期試験(例年6月)と後期試験(例年11月)で合格率に差があります。
受験するなら「後期試験、つまり11月の試験」が今のところオススメです!
その詳しい検証は下記ページを参照!!!
中級の難易度を検証
食品表示検定 中級 の難易度はどうか?
合格率は50%前後なので、2人に1人が合格する試験です。言い換えると、2人に1人が不合格になる試験とも言えます。
つまり、意外に簡単そうに見えて難しい試験なんですよね。
そこで、他の資格試験と合格率で比較してみました。
さらに、管理人が勝手に偏差値(印象)をつけてみました。
資格名 | 合格率 | 管理人から見た 偏差値 |
宅地建物取引士(宅建士) | 15%前後 | 70 |
食品表示検定 上級 | 15%前後 | 65 |
日商簿記検定 2級 | 25%前後 | 61 |
英検 2級 | 30%前後 | 60 |
基本情報技術者 | 30%前後 | 59 |
危険物取扱者 甲種 | 40%前後 | 58 |
知的財産管理技能士 2級 | 40%前後 | 57 |
日商簿記検定 3級 | 45%前後 | 53 |
英検 3級 | 50%前後 | 45 |
食品表示検定 中級 | 50%前後 | 55 |
ビジネス会計検定 2級 | 50%前後 | 54 |
ITパスポート | 50%前後 | 50 |
FP 2級 | 55%前後 | 58 |
知的財産管理技能士 3級 | 60%前後 | 50 |
FP 3級 | 80%前後 | 50 |
潜水士 | 80%前後 | 45 |
受験する層が異なり、人それぞれ得意、不得意な分野、経験も異なるので、合格率の比較だけで難易度を決めるのは難しいですが、参考にはできると思います。
また、実際に受験した管理人の難易度の印象も併せて参考にしてもらえると、食品表示検定中級の難易度のイメージができるのではないでしょうか。
初級、中級は併願した方が良い?
初級、中級は試験当日、併願受験が可能なので、
中級合格が不安な場合は、併願して初級は確実に取得することにしても良いと思います。
ですが、受験料が中級8,800円に加えて、初級5,280円が上乗せされることになります。
※2022年の試験から受験料が改訂されています
併願の目安としては、中級の過去問を2回目解いた時に80点を超えなければ、初級を受けておいた方が無難だと思います。
ですが、食品表示検定の資格としての価値は「中級」以上でしょう。
~2022年3月までの場合は、
基本的には、2カ月程度の試験勉強の時間を捻出し、
(1)中級テキストを1度読み、(2)初級の公式問題集を2周解き、(3)中級過去問直近2回分を2回解く、これを確実にやり切れば、必ず「中級」に合格することが出来ていました。2022年3月以降でも同じ対策で十分合格できると思います。
しかし、2022年3月~は、より効率的に対策できます!
つまり、それは、結論①②③のいずれかの対策になります。これら対策で「合格」を勝ち取りましょう!!
勉強時間については、人それぞれなので、正直何とも言えません。が、ざっくり平均2カ月程度は見ておいた方が良いでしょう。
中級合格のメリットは何?
食品表示検定「中級」に合格すると、「中級食品表示診断士」の資格が授与されます。
また、合否結果通知と一緒に合格証が送られてきます。
名刺には、「中級食品表示診断士」と記載することが出来るようになります。
企業によっては、資格手当がつくところもあります。
学生であれば、就職活動の際、十分アピール出来るでしょう。転職の際にも、一定の評価を得られることは間違いないと思います。
ある大手ハム・ソーセージのメーカー(誰もが知っているメーカー)の研究所(兼工場)に訪問した際、社内の掲示板に「食品表示検定 中級試験合格者」という札と、その横に従業員の名前の入った札が掛けられ、合格者数と誰が合格しているかを管理しているのを見たことがあります。
食品業界で働くなら、チャレンジして損のない資格だと思います。
また、食品関連業界とは無関係な人であっても、スーパーやコンビニに一切行かない人は稀でしょう。
商品を選択する上で、表示について一定の知識を持つことは、より良い商品を選択する一助となることは間違いないでしょう。
ぜひ、食品表示検定中級取得に向けて勉強を始めてみませんか?
「中級」試験は専門性が試される
食品表示検定の中級試験の試験対象は、「生産、製造、流通等において、食品表示の専門的な知識を得て業務に活かす必要のある人材向け」となっています。
つまり、食品表示について専門的な知識を試される試験ということが言えます。
たかが表示、されど表示。
食品表示を見るだけでも色々なことが分かります。
使われている原材料、添加物、アレルゲンの有無、賞味期限や製造者等、同等の商品でも各販売者、製造者等により食品表示法等のルールを守った中で、各社表示の仕方は違っています。
食品の表示は、食品表示について専門的な知識を持つ人達によって適正な表示がされているわけです。
アレルゲン表示のように健康危害に関わる表示においては、つい間違ったでは許されない事態を招いてしまい、その企業の存続する危ぶまれることになるでしょう。
そういう意味でも、食品表示の重要性は理解頂けるものと思います。そのような食品表示の専門的な知識を持つことを証明出来る食品表示検定中級は非常に価値ある資格といえるでしょう。
食品表示検定の勉強をした後、スーパーやコンビニで商品の表示を見ると、「この表示何?」、「この表示間違ってない?」といった疑問を持つことも珍しくなくなると思います。
実際、間違っていることもあるんですよね・・・。
管理人は、スーパーやコンビニで別記様式欄(名称や原材料名等が書かれた枠)や特色のある原材料表示(「京都府産抹茶使用」等)などを見て歩くのが日常になっています。
野菜や果物の生鮮食品の表示については、義務表示事項の有無、原産地の表示が適切か等、自然にチェックしてしまいます。
身近な食品の表示を勉強することで、食品の原材料等についても詳しくなり、いつも購入して食べたり、飲んだりしている商品の見方も変わってくるかもしれません。
メーカーに限らず、卸売り、小売り等食品業界に既に携わっている、あるいはこれから携わろうとしている人にとって、食品表示検定中級の勉強をすること、合格することは、仕事をする上で、役立つことは間違いないでしょう。
管理人は、中級は一発合格。上級は2回目の受験で合格しています。
ここでは、中級一発合格のための勉強方法、メリット等をお伝えしました!
食品表示の問題に挑戦してみませんか? ↓